弊社、社用車アルファードのフロントバンパー補修を行い、その際、バンパーとラジエータグリルの脱着を行いました。ミリ波レーダー本体がラジエータグリルの内側に取り付けられています。ミリ波レーダーのエーミングが必要だと思いますが、整備マニュアルをしっかりと確認したところ ミリ波レーダーのエーミングが必要なケースとして記載されているのは①ミリメータウェーブレーダセンサASSY交換時②フロントバンパーが事故や接触等により、破損・変形し、バンパーが取り付けられるボデー部を修正した場合。③ラジエータグリルが事故や接触等により、破損・変形し、ラジエータグリルが取り付けられるボデー部を修正した場合との記載で今回は該当しないので、ミリ波レーダーのエーミング作業は必須ではありませんでした。且つ特定整備対象車両でもありませんが、安心・安全の確認で念の為に ミリ波レーダーの エーミング作業を実施しました。ウルトラソニックセンサーにつきましては、角度測定・角度登録が今回の作業内容ですと必要作業と記載されていましたので実施しました。
今回はフロントバンパーを修理しましたが、安全装備のセンサーとの関係でパテ入れや再塗装をしてはいけない車種もありますので、車検・鈑金デポでは日頃の検証や実作業で得た経験、知識をもとに、仕上がり、費用対効果も加味し、修理か部品交換か最適な方法をご提案いたします。お気軽にご相談くださいませ。
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