今回のエーミング作業
今回は、スズキ ハスラー MR52S 令和6年1月登録の右側面修理に伴う、
①全方位モニタの校正(フロント、右サイド)&
②ステレオカメラエーミング調整作業です。
診断機:スズキ純正SDT-Ⅱ
機材:イヤサカターゲットスタンド、SBDオリジナルターゲットボード、スズキ純正ランダムチャート、
3Dレーザー、スタッフ、スズキ純正ドットマット、SBDオリジナル全方位用ラインマーカ
安定化電源:GYS
作業時間:300分(内動的70分)※動的時の天候は雨
①全方位モニタの校正
②ステレオカメラエーミング調整作業
POINT
以前、弊社にてフェイスチェンジをさせて頂いた車両ですので、全方位用カメラのフロントカメラの位置が純正と異なります。
キャリブレーション方法も整備要領書とは若干異なる手法で実施しなければ、正常な画面表示にはなりません。
当時の変更データも保存している為、フロントのカメラは問題なく作業が完了。
しかし、今回はドアミラーを交換している為、サイドカメラの初期値が異なり、1回のキャリブレーションでは成功せず、
複数回校正し何とか正常値にする事が出来ました。
また、ドットマットを使用してキャリブレーションしても、車両の画面は歪んだままでしたので、
一時的にトラブルシュートをしながら作業を実施した為時間がかかってしました。
AUTELなどの診断機では、キャリブレーション後適用ボタン等があるのですが、
純正診断機にはなく、結果を適用させるには車両のイグニッションのOFF,ONをしなければならない事が、
整備要領書には記載されておらず苦労しました。←結構重要!
また、脱着によるキャリブレーションの場合は、画面は多少歪んでいるがキャリブレーションで動く量が少なけてすむ為、
少しの画面の動きで正常が確認出来ます。新品交換の場合は、キャリブレーションで動く量では足らず、
必ず適用行為をしなければ実際の校正量が反映されません。
翌日の朝イチ納車の為、天候は雨ですが動的キャリブレーションを実施し、なんとか完了する事が出来ました。
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