今回のエーミング作業
今回は、トヨタ アルファード AGH30W 令和4年4月登録のウルトラソニックセンサ角度登録及び
ミリメータウェーブレーダセンサ調整をさせて頂きました。
お客様の要望として、左前の傷とバンパの取り付け部の隙間が気になるとの事。
・この車両は電子制御装置整備対象車
・フロントバンパを脱着せずに傷補修は可能。しかしバンパ取り付け部の修正は出来ない。
・フロントバンパを脱着すると、ウルトラソニックセンサの登録作業が必要。但し、
このセンサは特定整備に該当しないので、所有者判断も可能。
・フロントバンパを脱着し、バンパ取り付け部を修正すると、ミリ波のエーミング作業が必須。
もちろん、作業が増えれば費用もかかります。
一般的には、やはり一番安価な修理を選ばれるお客様が多いですが、車への思い入れは様々です。
診断機:トヨタ純正GTS
機材:トヨタ純正ミリ波ターゲット+弊社オリジナルアジャスタ+ニフコ製電波吸収パネル
3Dレーザー、バンザイセンターサポートナビ、デジタル角度計+弊社オリジナルアタッチメント
安定化電源:シューマッハ
作用時間:30分
POINT
電子制御装置整備対象車では特に、修理方法により必須作業が発生します。
これには整備書を読み解く力が必要です。また、この程度の損傷でミリ波エーミングが必要なのか?
との考え方もありますが、作業前確認でミリ波0.1度ですがズレておりました。
これもずれ量を事前確認したのでわかる事です。
今回は、お客様とご相談させて頂ききっちり修理して欲しいとのご要望でしたので、
全ての作業をさせて頂きました。
バンパ取り付け部を修正し、最終ミリ波エーミング時ずれ量を事前確認した所0度の結果でした。(エーミング前確認です)
もちろんエーミング作業を実施し、RoBを全て消去し完了です。
※余談ですが、このリテーナーはニフコ製です。また、この車両のオーナー様『実はこのアルファードのここ金属部品、
自分の勤めている会社の部品です』と、世の中どこで繋がっているかわかりません。
過剰整備にならない様、整備要領書の最新情報を確認する必要があります。
フロントバンパーを脱着したら、ミリ波エーミングが必要と思い込んでいる事業者様や保険会社が多い事も事実です。
弊社では、整備要領書を理解しお客様のご要望に合わせた最善の修理方法をご提案させて頂いております。
《追記!!》
こちらの車両に関する動画がアップされましたので是非!!
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