今回のエーミング作業
今回は、マツダ CX-3 DK5FW 平成27年9月登録の販売車両の
フォワード・センシング・カメラ(FSC)エーミング&レーダ・ユニット エーミング作業です。
診断機:Autobacs nano-BT
機材:BOSCH SCT-815、3Dレーザー、スタッフ、イヤサカターゲットボードAUTOBACSオリジナルモデル、ツールプラネットカメラターゲット
安定化電源:GYS
作業時間:カメラ30分、ミリ波20分
POINT
マツダ車のレーダエーミング(ミリ波)では、他のOEMとでは車両設置条件と三角リフレクタの高さ設定の考え方が異なります。
• 水平条件は、前後・左右共に1度以内であること。
• 車両前方に 8 m以上、 幅4 m以上確保できている場所で行う。
• 車両前方約 8 mの地点において、 路面から高さ1.2 m以上確保できている場所で行う。
• SST (スタンド) にSST (リフレクタ) とSST (プラム・ボブ) を取付け、リフレクタの中心高さが710 mmになるよう調節する。
などが整備要領書に記載されています。
マツダ車のエーミングあるある
①ミリ波の静的エーミングでは、車両前方の必要空間広く、エリア内に金属物等があるとエーミングが完了しない。
②三角リフレクタの高さは、車格に関係なく全て710mmです。
③水平条件(土間)の前後左右共に1度以内とあるが、タイヤ設置場所の土間がそれぞれ1度以内との意味ではなく、
車両のタイヤ設置4点及び三角リフレクタ設置場所まで、均一の傾斜(1度以内)である事を意味しています。
今回の車両は、静的エーミングですが、MAZDA3など動的エーミングの車両では、トヨタやスズキやスバルと走行条件が異なりますので、
先の3メーカーと同じ走行ルートでは、エーミングが完了しないや極端に時間がかかるなどが発生する為、
整備要領書に記載されている走行条件を熟読する事をお勧めします。
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